マインドフルネスの基礎「初心の心」

初心者の心の原則
禅宗では、「初心」という概念を説いていて、これは「Shoshin」として海外でも広く認知されています。
例え習熟者であっても、初心者と同じように、ある主題を学ぶときに、オープンかつ熱心で、先入観のない、肯定的な態度を持つことを言います。
アメリカを拠点に禅を西欧世界へと広めることに大きく貢献した、禅思想家・鈴木大拙氏(1870~1966年)とともに「二人の鈴木」と並び称される曹洞宗僧侶・鈴木俊隆氏(1904~1971年)は、著書『禅の心、初心者の心:禅の瞑想と実践に関する非公式の講話』の中で次のように述べています。
初心者の心にこそ多くの可能性があります
専門家の心には、可能性はほとんどありません
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では、初心者の心とは何でしょうか?
初心者の心の概念は、すべてを初めて見るかのように見ようとする心構えを養うことです。
それは、先入観や意見、偏見を持たない、まるで子供の目を通して世界を見ているかのような状態だと言えるでしょう。
自分自身を、新しい視点で満たされることを受け入れられる、空のカップだと想像してください。
なぜ初心者の心を養う必要があるのでしょうか?
人間として地球上で過ごす時間が長くなればなるほど、その過程でより多くの経験、情報、意見を見聞します。
その過程を経て我々は、それぞれの瞬間を十分に捉えずに、世界を素早く移動するようになります。この行動パターンは、タスクを効率的に達成する方法を学ぶため、時には有益となることがあります。
一方で欠点もあります。
新しい視点、アイデア、解決策を見つけるさまざまな方法など、多くの重要なことを見逃してしまう可能性があることです。
初心の心を養うことで、可能性に対してよりオープンになり、より創造的になり、あなたの関心や考えやアイデアに対する感謝を他の人が感じることで、人生で他の人とつながることができます。
また、2 つの出来事がまったく同じということはあり得ないため、過去の経験に基づいて将来の出来事に囚われることからも解放されるのです。
「空のコップ」の態度を養うためのヒント
新しい問題、会話、またはアイデアに対して「満たされたコップ」を持って臨むというイメージは、すでにその瞬間に自分の先入観を持った物語を持って臨んでいるため、新鮮な視点が入る余地がないことを意味します。コップは縁までいっぱいで、新しい考えやアイデアを入れることができないのです。
一日を過ごす中で、新しい視点、アイデア、意見を受け入れる余地を作ろうとせず、カップが「一杯」になっている状況に陥らないように気を付けてください。
職場、自宅、友人との外出など、どんな場所でも、子供のような好奇心を持ってこれらの経験に臨んでください。これは、これまでこれらのことを一度も感じたことがなかったときに抱く好奇心です。
過去に何度もこのような状況を感じたり思い出したりしたことがあるかもしれませんが、この特定の瞬間にこの特定の状況を体験し感じたのはこれが初めてです。絶えず浮かんでは消えていくすべての感覚、感情、考えに少し驚いてみましょう。
本投稿は、ZONEが日本正規代理店として扱っている脳はデバイスMuseシリーズの販売元Museが発行しているメールマガジンやブログを承諾の下、日本語翻訳した内容になります。
https://choosemuse.com/blogs/news/foundations-of-mindfulness-beginners-mind
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