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デバイスガイド2025年12月3日

芸術の癒しの力を脳波デバイスで数値化、マーケットチェンジに成功したmooroLab様

芸術の癒しの力を脳波デバイスで数値化、マーケットチェンジに成功したmooroLab様


こんにちは。ウェルネスな脳科学を発信するZONEです。

今回は、ZONEから脳波計をご購入いただいたのち、上手に活用いただき、文字通りシンデレラストーリーを駆け上がったmooroLab様の脳波デバイス活用事例をご紹介したいと思います。

ZONEとmooroLab様の出会いは今年の春。「脳波デバイスに興味があります!」と、ZONEのメディテーションアンバサダーである仏教画家の映水さんを経てご連絡いただいたのがきっかけでした。

mooroLab様は「病院にアートを届ける」というコンセプトのもと活動されており、キュレーターとして個人的にも活動されています。

とても意義あるお取り組みであるとともに、ある課題も感じておられました。

アートによってどれだけ主観的に癒やされたとしても「それが本当に効果があるのか」を客観的に伝えるのが難しかったのです。

病院という特殊な組織との連携では、特に効果の可視化・数値化が必要でした。「いい体験だったね」では今後活動の幅を広げていくには足りず、医療現場は数字で示される客観的な証拠が必要だったのです。

そこで辿り着かれたのが脳波測定による可視化で、ZONEに辿り着いてくださったという経緯です。

早速試し計測していただいたのち、FocusCalmを1台ご購入してくださいました。

脳波デバイスFocusCalm【STORES】

【ご注意】 FocusCalmアプリを利用するには別途、専用アプリを購入する必要があります。こちらの商品は本体デバイスのみ

zonebrain.stores.jp


59,000円



「ゾーンに入る」を可視化する【ZONE】で購入する




複数台お試しいただき、FocusCalmに決定された決め手は「装着が簡単であること」

とくに利用の主現場となる医療機関では手足が不自由な方も多いので、片手で取り付けられるようなFocusCalmはとても目的に適ったものでした。

アート鑑賞時のリラックス度を「見える化」

導入後、mooroLab様は早速開催会場の医療関係者に協力を仰ぎ、展示会でアートを体験している時のリラックス度を計測。

moorolab様の資料より 使用デバイス:focusCalmここで多くの医療従事者に試してもらえたのには、ZONEが取り扱う脳波デバイスが採用している仕組みであるEEGが、病院など取り入れられているもので、馴染みがあるからでしょう。

とくにFocusCalmに関しては多くの大学や医療専門機関でも購入されており、論文もたくさん出版されています。

病院の医療用の脳波計に比べると精度は劣り、病気の診断などはできませんが、そのぶん装着が簡単。

医師の皆様は、デバイスに関してご自身で調べてきてくださった方も多かったとのこと。

その上で、こういったデバイスが世の中にあること、そして何よりアートを通して実際に癒されている瞬間が数値化できたことに大変感動してくださり、主催者様はじめ多くの関係者様が、さまざまな方面にmooroLab様のお取り組みをデバイスでの計測結果とともにご紹介くださったそうです。

予想もしていなかった新しいステージへ

アートが癒しを提示していることはおそらく全ての人がわかっていたはずです。ただ、これを数値化・グラフ化できたというのが画期的だったのでしょう。mooroLab様からも「脳波デバイスでコンセプトを数値化できたことが、本当にプラスになりました」とお喜びの声をいただき、ZONEとしても嬉しい限りです。

これをきっかけに活動の幅が一気に広がったそうですが、その中でも大きかったのは、銀座のとある画廊様がmooroLab様のコンセプトに強く共感され、共同で厦門のアートフェア「ART AMOY」に出展されたこと。

艺术厦门—艺术厦门博览会官方网站

网站描述

www.artxm.cn

[](https://www.artxm.cn/)


ART AMOYとは、中国・厦門(アモイ)で開催される「Amoy internationalArt Faire」のことで、世界10か国からのギャラリーが参加する国際的なアートフェアで、年間約1万点の現代アート作品が展示されます。

中国の南東沿岸地域を代表するアートイベントとして、VIPプレビューから一般向けまで、多くのコレクターや美術関係者が集い、アートの売買と文化交流の重要な場となっています。

急成長中のアジアのアート市場とそのポイント

アジアのアート市場は今、中国を中心に急速に成長しています。

2023年、中国は世界第2位の美術品市場として19パーセントのシェアを獲得。

1位のアメリカが約4兆5,300億円で全体の45%を占めるのに対し、中国(香港を含む)の美術品市場規模は約1兆6,800億円となっています。(日本は世界第5位で約960億円)

特に注目すべきは、中国本土の富裕層を筆頭としたアジアのコレクターが市場に影響力を持つことによって、中国をはじめとするアジア諸国の現代アートが脚光を浴びており、日本人アーティストの作品も価値が高まってきているということです。

村上隆、草間彌生、奈良美智といった日本を代表する現代アーティストの作品がこの30年ほどで数百倍も価格が急騰して十数億円以上にまで達している要因には、アジアのコレクター間で人気となったことも関係している、ともいわれています。

そんな中国人コレクター達がアートを求める理由は、投資目的だけにとどまりません。

金銭的な不安が少ない彼らにとって、重要なのは新進気鋭の若手アーティストの育成と保護、そして「心と体の健康」つまり、ウェルネスなのです。

東洋の伝統医学では、心身の健康を総合的に捉えることが当たり前です。中国の富裕層も同様に、精神的な充実、心のケアに対して非常に敏感です。

そんな経緯もあり、来場するVVIPの多くがアーティストやキュレーターの「思想」に興味を持つそうです。

「どういう想いで活動しているのか?」
「この作品にはどういう想いを込めているのか?」

そこにmooroLab様の「アートで病気に癒しをもたらす」というコンセプト、そしてだからこそ、脳波デバイスを使ってアート体験の効果を数値で示すことは、彼らに深く刺さり、mooroLab様がキュレーターをつとめた作品は全て初日で完売しました。

mooroLab様の解説に聞き入るVVIPのお客様達これにはmooroLab様も驚きを隠せなかったようで「文字通りの"扱う金額の桁が変わる瞬間"を体感しました」ということ、そして「AliPayってあんな額決済できるんだということを初めて知りました……(笑)」という少しリアルでウィットに富んだお話をしてくださりました。

そんな流れでイベント初出展でほぼ無名だったにも関わらず、初日で全作品をソールドアウトにさせてしまったmooroLab様は瞬く間に会場中の注目の的に。

運営の目にも留まり、イベント会期中にメインステージで行われたTV取材にまで出演!(予定外の急遽のお声がけだったようで、ご本人・通訳さんともにめちゃくちゃ緊張されたとのこと!)

出演中のmooroLab代表両角さんと通訳さんのお写真出演後は更に興味を持った人達に取り囲まれ質問攻めを受け、まっすぐ自分のブースに戻れなかったそうです。

更なる高みへ挑戦

この勢いを評価され、来年の出展枠もすでに用意されており、日本から大手物流企業様がスポンサーに名乗りを上げ、更なる挑戦を準備中とのこと。

春の出会いから、わずか数ヶ月足らず。

脳波デバイスをきっかけに大きな扉を開かれたmooroLab様のあまりの規模感の違う話に、ZONEも正直驚きを隠せませんが、mooroLab様の成功事例は、ウェルネスと科学、芸術と医療、東洋の伝統と最新技術それらが出会う場所で、新しい価値が生まれる可能性を体現していると言えるのではないでしょうか?

既存の取り組みを数値化することで、新しい価値を見出す・伝わりやすくする、というのは、かねてよりZONEが願っている脳波デバイスの活用の仕方で、とても嬉しくありがたいです。

mooroLab様は引き続き日本で病院でのアート展「創造の力」を、また2026年はシンガポール国際アートフェアへ出場とアジアでTOPアートフェアの1つDIOR presents 021アート上海に出場予定です。(mooroLabからはZONEもお世話になっている映水さんの作品がノミネートされるとのこと)

タイトル未設定

www.art021.org

[](https://www.art021.org/)


ぜひこれからもmooroLab様の意義ある活動、そして大躍進から目が離せません✨

出展者・協賛者を募集されています

mooroLab様では現在、出展希望の情熱の溢れるアーティストを募集されています(審査有・ZONE関係者様はぜひZONEに一度ご連絡いただければと思います)

船や通関の手続きから逆算すると、今年中には決定しないといけないとのことで、もしご興味ある方はお早めにご相談されてくださいね。

イベントの協賛や会場でご一緒するお取り組みなども広く募集されているようですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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