展示会ブースで脳波計を使うべき5つの理由|体験を数字で残す
展示会の体験は記憶に残っても数字に残らない
展示会やポップアップのブースでは、香りを試してもらう、椅子に座ってもらう、映像を見てもらうといった体験型の企画が主流になりました。
ところが社内の報告になると、残っているのは名刺の枚数とアンケートの満足度だけです。体験そのものが来場者の中で何を起こしたのかを示す数字が、どこにも残っていません。
脳波計をブースに置くと、体験中の集中度やリラックス度が数値とグラフで記録され、来場者には簡易レポートとして渡せ、主催側には集計データとして残ります。
この記事では、ZONEの計測イベントの実例をもとに、展示会ブースで脳波計を使うべき理由を5つに分けて説明します。
理由1 自分の脳波が見える体験は足を止める理由になる
展示会の通路を歩く来場者は、数秒でブースに立ち寄るかどうかを決めます。そこで効くのは、商品の説明よりも「自分のことが分かる」という体験です。
ヘッドバンド型の脳波計を着けると、画面に自分の脳波の動きが出ます。自分の集中度やリラックス度がその場で数字になる体験は、ブースの前で人が止まる理由になります。
自分に関連づけて処理した情報は他の方法で処理した情報より記憶に残りやすいことが、自己参照効果としてメタ分析で確認されています(出典: Symons & Johnson, 1997, Psychological Bulletin)。自分の脳波を見るという体験は、ブランドの記憶を本人の記憶と結びつける入り口になります。
ZONEが広尾のEAT PLAY WORKSで開いたポップアップでは、瞑想を実践している方から脳波デバイスに興味を持つ学生まで幅広い方が立ち寄りました。会場担当の方がその日いちばん高いリラックス度を出し、結果を見ながら会話が広がる様子は、体験がそのまま接点になる例です。
理由2 製品や空間の体験を数値で残せる
脳波計が向いているのは、香り、音、光、素材のように感性に働きかける商品や空間です。「気持ちよかった」という感想に、集中度や瞑想度の推移という数字を添えられます。
ZONEが12星座の香りのランドリーウォッシュを嗅ぎ比べながら計測した例では、同じ方が「好き」と答えた香りでも脳の反応は分かれました。獅子座の香りでは瞑想度が65を超えてその日いちばんのリラックス反応が出て、射手座の香りでは集中度84という強い覚醒が出ています。
空間の体験も同じように記録できます。増上寺で開かれた大写仏会では参加者3名の約2時間の脳波を計測し、法要前の待機時間に全計測中で最も深い瞑想状態(θ/β比1.39)が出るという結果が残りました。
理由3 その場で渡す簡易レポートが名刺交換の理由になる
展示会で名刺交換をお願いすると、来場者は身構えます。そこに「計測結果のレポートをお渡しします」という理由があると、名刺や連絡先を預かる流れが自然になります。
ZONEの展示会向けプランには、来場者向けの簡易レポート発行が含まれています。自分の脳波が入ったレポートは持ち帰られ、家族や同僚に見せられ、SNSに投稿されます。
ブランド体験の研究では、ブランドに触れたときの感覚、感情、思考、行動の反応が測定でき、満足度とロイヤルティに影響することが示されています(出典: Brakus, Schmitt & Zarantonello, 2009, Journal of Marketing)。手元に残るレポートは、体験を会場の外まで持ち出す役割を果たします。
理由4 計測データが事後のPRと記事の素材になる
展示会後に残る素材は写真と来場者数が中心ですが、脳波計測を入れると体験中の脳波の傾向という固有のデータが加わります。
ZONEの脳波計を導入したmooroLabは、安曇野赤十字病院の美術展でアート鑑賞中のリラックス度を計測しました。数値化できたことがきっかけで活動の幅が広がり、銀座の画廊と共同で厦門のアートフェアに出展し、会期中にTV取材を受けるところまで進んでいます。
ZONEのPremium Boothプランでは、SNS拡散用の脳波画像とロゴを組み合わせた素材と投稿テンプレートを用意します。イベント後5営業日で納品する集計レポートには、来場者数と計測データとSNS反応をまとめるので、そのまま広報や次回の企画書に使えます。
理由5 小さなブースでも最小構成で運用できる
ZONEが使うのは額に着けるヘッドバンド型の簡易脳波計です。机1つとモニター1台があれば計測できます。
ZONEの展示会向けプランは、1日あたり20万円の1day Boothから用意しています。デバイス2台と装着オペレータ1名が付き、来場者向け簡易レポートの発行、イベント後の集計サマリー、関東圏内の交通費まで含まれます。
設営、装着、計測、撤収、集計レポートまでをZONEの運営チームが担当するので、出展側は接客に集中できます。2日間の開催、リアルタイム可視化スクリーン、50名以上の同時計測や関東圏外への出張は、別プランと個別見積で対応します。
実施の流れ
事前打合せ
問い合わせから3営業日で見積をお出しし、その後1回の打合せでレポートのデザイン、SNSテンプレート、撤収方法を決めます。ブースの動線や1人あたりの計測時間もここで確認します。
当日の機材と人員
ZONEのオペレータがデバイスの装着と計測を担当するので、出展側は声かけと商品説明に集中できます。
同意とデータの扱い
脳波の計測は、来場者本人の同意を得てから行います。計測データは個人が特定されない形で集計し、イベントレポートや広報に使う範囲は事前に書面で取り決めます。
注意点
医療や診断と誤解される表現を使わない
ZONEの脳波計は医療機器ではなく、診断や治療には用いません。ブースの掲示物や声かけでも「脳の状態を診断します」のような表現は避け、集中度やリラックス度の目安を見る体験として案内します。
効果を断定しない
簡易脳波計の数値は、体験の一部を切り取った目安です。「この商品で必ずリラックスできる」と断定せず、実測で見えた傾向として伝えるほうが、来場者からの信頼につながります。
同じ香りや音でも集中側に動く人とリラックス側に動く人がいるので、その違いを楽しんでもらう設計にするとブースでの会話が続きます。
まとめ
展示会ブースの体験は、来場者の記憶に残っても数字には残りにくいものでした。脳波計を置くと、足を止める理由、製品や空間の数値記録、名刺交換のきっかけ、事後のPR素材が一度に手に入ります。
来場者には自分の脳波という土産が残り、出展側には体験を裏づけるデータが残ります。ブースの規模に合わせたプランがありますので、企画の初期段階からご相談ください。
関連記事
自宅で簡単に脳波計測しながら瞑想。科学的に正しい瞑想で数値化・習慣化。
脳波で わかる、 ZONE の ふたつの 体験
計測した

















