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デバイスガイド2026年8月14日

家庭用の脳波計、いくらだと思いますか?値段の幅とその理由を解き明かす

家庭用の脳波計、いくらだと思いますか?値段の幅とその理由を解き明かす
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こんにちは。ZONEです。

脳波計、いくらぐらいすると思いますか。

「病院にある大きな装置」「研究室の機械」という印象から、数百万円を思い浮かべる方もいます。逆に、スマートウォッチの延長で1万円台を想像する方もいます。

答えを先にお伝えすると、個人が自宅で使う脳波デバイスは、いまのところ5万円から9万円あたりが中心 です。

ただし、この幅には理由があります。同じようなヘッドバンドに見えて、倍近い差がつくこともあります。

今回は、日本で実際に買えるものを並べて、値段の中身を見ていきます。

※本記事の価格はすべて税込・2026年8月14日時点のものです。最新の価格は各商品ページをご確認ください。

家庭用の脳波計って何ができるのでしょうか

ヘッドバンドを着けた無機質な人型が、静かに座っている線画イラスト

まず、できることの範囲をそろえておきます。

家庭用として売られている脳波デバイスは、額や耳の後ろに乾いた電極を当てて、頭皮の上の微弱な電気の変化を拾います。医療機器ではなく、診断のための道具でもありません

できるのは、だいたいこのあたりです。

  • 瞑想や呼吸のあいだ、落ち着きや集中がどう動いたかを数値やグラフで見る
  • 日ごとの変化を記録して、あとから並べて比べる
  • 機種によっては、睡眠中の状態を測る
  • 機種によっては、生データをCSVで書き出して自分で解析する

反対に、病気を見つけたり、診断したりする用途には使えません。ここは値段に関係なく、家庭用すべてに共通する線引きです。

いま日本で買えるのはどのあたりでしょうか

値段の違う箱が階段のように並んでいる線画イラスト

ZONEで取り扱っている機種の価格です。いずれも税込・正規輸入品の価格になります。

デバイス価格(税込)ざっくりした位置づけ
Muse 2¥48,400定番の入門機。脳波に加えて心拍と呼吸も測る
FocusCalm¥59,000着け外しが簡単。集中度とリラックス度の2指標
OxyZen¥77,000脳波と脈拍を同時に。瞑想度・安定度・覚醒度を数値化
Muse S Athena¥89,100睡眠計測に対応した現行の上位機。EEGとfNIRSの両方を搭載

※ Muse S Athena は2026年8月17日に価格改定を実施しました(旧価格 税込¥82,500)。

もう1つ、よく一緒に検討されるものがあります。

デバイス価格(税込)ざっくりした位置づけ
NeuroVIZR¥91,000光と音で脳の状態を切り替えるAVSデバイス

こちらは 計測する機械ではありません。まぶた越しの光の点滅と立体音響で、脳の状態のほうに働きかけるタイプです。「測る」と「整える」は別の商品だと考えてください。

各機種の詳しい仕様は 対応デバイス一覧 にまとめています。

なお、研究や医療の現場で使われる多チャンネルの装置になると、値段の桁がいくつか変わります。家庭用のヘッドバンドは、その世界とは別の棚にあるものです。

なぜ同じヘッドバンドで値段が倍ちがうのでしょうか

大きさの違う光の点を見比べている無機質な人型の線画イラスト

見た目はどれも似た布のバンドです。それでも4万円台と8万円台が並びます。

差がつくところは、主に4つあります。

① センサーの数と種類
額だけで測るのか、耳の後ろまで含めて複数点で測るのか。脳波だけなのか、心拍や呼吸も一緒に測るのか。上位機になると、血液の酸素の状態を光で見る fNIRS まで載ります。

② 睡眠まで測れるかどうか
一晩つけたまま眠って記録するには、装着感とバッテリーの両方が要ります。ここが価格を押し上げます。

③ データを持ち出せるかどうか
アプリのなかで完結する機種と、生データをCSVで書き出せる 機種があります。自分で解析したい方、専門家に見てもらいたい方には、この差が大きく効きます。

④ 解析ソフトの中身
返ってくるのが「落ち着き度」の一言なのか、周波数帯ごとの推移なのか。値段の一部は、じつは機械ではなくソフトの側についています。

fNIRSとは何かについては fNIRSと脳波の違い で解説しています。

本体のほかにかかるお金はありますか

小さな箱の隣に、毎月めくるカレンダーのような四角が並ぶ線画イラスト

見落としやすいのが、買ったあとに続く費用です。

FocusCalm は、純正アプリに利用料があります。月額 ¥1,040 / 年額 ¥7,300 で、買い切りのプランも用意されています。

Muse は、純正アプリに月額制の有料プランがあります。金額は Muse公式サイト でご確認ください。無料の範囲でも基本的な計測はできますが、機能の一部は有料プラン側にあります。

OxyZenFocusCalm は、日本語対応のGoodBrainアプリと組み合わせて使うこともできます。

このあたりを含めて考えると、初年度の総額は本体価格に1万円前後を足したあたり が目安になります。

買う前に借りるという選び方もあります

箱を手渡している2体の無機質な人型の線画イラスト

5万円から9万円は、試しに買う金額ではありません。

そこでZONEでは、デバイスと分析をセットにしたレンタル をご用意しています。単体で機械だけを借りるのではなく、測ったデータをこちらで読んで返すところまでを含んだ形です。

  • 2週間コース ¥14,800(OxyZen または FocusCalm + 個別分析1回 + 簡易レポート)
  • 2週間コース Pro ¥19,800(Muse S + 個別分析1回 + 簡易レポート)
  • 1ヶ月コース ¥34,800(分析2回 + Zoomオンボーディング + トレンドレポート)

詳しくは レンタルのご案内 をご覧ください。

購入を決めた場合は、お支払いいただいたレンタル代の10%相当額を購入価格から差し引きます。

目的別だとどれになるのでしょうか

3つの分かれ道の前に立つ無機質な人型の線画イラスト

値段だけで並べても決まりません。何を見たいかで、選ぶ場所が変わります。

とりあえず自分の瞑想を可視化してみたい
Muse 2(¥48,400)。心拍と呼吸も一緒に取れるので、体の側の変化と並べて見られます。

着け外しの手間を減らして毎日続けたい
FocusCalm(¥59,000)。指標が2つに絞られているぶん、迷いにくい設計です。

日本語のアプリで数値をしっかり見たい
OxyZen(¥77,000)。瞑想度・安定度・覚醒度が数値で出て、CSVの書き出しもできます。

睡眠まで含めて丸ごと記録したい
Muse S Athena(¥89,100)。EEGとfNIRSの両方を持つ現行の上位機です。

測るより先に、まず整えたい
NeuroVIZR(¥91,000)。こちらは計測器ではありません。

おわりに

家庭用の脳波デバイスの値段は、5万円から9万円 のあいだに並んでいます。その差は、センサーの数、睡眠対応、データの持ち出しやすさ、そして解析ソフトの中身から生まれています。

とはいえ、高いほうを買えば自分のことがよく分かる、というものでもありません。毎日つける気になる形かどうか のほうが、最終的な情報量を決めます。

脳科学で分かっていることは、まだほんの一部です。カタログの数字より、自分の脳を自分で観察したときの手ざわりのほうが、たいてい役に立ちます。

いきなり買う前に一度試したい方は、計測イベントのご案内 からどうぞ。脳波そのものの基本は 脳波の基礎ガイド脳波計測のよくある質問 にまとめてあります。

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